芝生に雑草が増える|増える理由と手取り・除草剤・張り替えの判断をわかりやすく解説
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「芝生のあちこちに雑草が生えて、抜いても抜いてもきりがない」「芝より雑草のほうが目立つようになってきた」「芝の間から生える草を、芝を傷めずに取る方法が分からない」といった芝生の雑草の悩みは、芝を育てている家庭の多くが抱える悩みです。
芝生の雑草は、芝の密度が下がってできたすき間や、芝が薄くなった場所から増えやすいと一般に説明されます。そのため、雑草を取り除くだけでなく、芝が薄くなった理由を見直し、芝が地面を覆う状態に戻すことが、雑草を増やさないための基本とされます。本記事では、雑草が増える理由、手取り・芝生用除草剤・張り替えの使い分け、避けるべき対処、そして業者に相談したほうがよい状態を整理します。
雑草を取ることと、芝を密に育てることを組み合わせて考えてください。
芝生の雑草対策で大切なのは、雑草を取る作業と、芝が地面を覆う力を取り戻す手入れを組み合わせることです。芝が密に茂っていると、地面に光が届きにくく、雑草の種が芽を出しにくいとされます。反対に、刈り高が低すぎる、肥料が足りない、踏みつけや日陰で芝が薄い、水はけが悪いといった状態では、すき間から雑草が入りやすくなります。雑草の量が少なければ手取り、多い場合は芝生用の除草剤を製品ラベルで確認して使う方法、芝より雑草のほうが多くなっている場合は張り替えも選択肢になります。どの方法が合うかは、雑草の量と種類、芝の状態によって変わるため、本記事は判断の目安としてお読みください。
芝生に雑草が増える理由の基礎知識(5つの項目)
雑草が増える理由を知っておくと、取り除いた後に再び増えるのを防ぎやすくなります。
基本1芝の密度が下がると、すき間から雑草が入りやすくなります
芝が地面をすき間なく覆っていると、土に光が届きにくく、雑草の種が芽を出しにくいと一般に説明されます。反対に、芝が薄くなった場所や、はげて土が見えている場所には光が当たり、風や鳥が運んだ種が芽を出しやすくなります。雑草が多い場所は、もともと芝が弱っている場所と重なることが多いとされます。芝の一部が枯れる原因は、芝生が部分的に枯れる記事で解説しています。
基本2刈り高が低すぎると、芝が弱って雑草が増えることがあります
芝を短く刈りそろえると見た目は整いますが、低く刈りすぎると芝が弱り、地面に光が届きやすくなるため、雑草が入りやすくなるとされます。芝の種類ごとに適した刈り高があり、それより低く刈り続けると芝の密度が下がることがあります。一度に多くの葉を刈り取ることも、芝の負担になると一般に説明されます。
基本3肥料不足や水はけの悪さで、芝の勢いが落ちることがあります
芝の生育期に肥料が足りないと、芝の伸びが弱くなり、雑草との競争に負けやすくなるとされます。また、水はけが悪く、雨の後に水がたまりやすい場所では、芝の根が傷みやすく、湿った場所を好む雑草やコケが増えることがあります。土が硬く締まっている場所も、芝の根が伸びにくくなります。水はけの考え方は庭の水はけ改善の記事にまとめています。
基本4踏みつけや日陰で芝が薄い場所に、雑草が集まりやすくなります
人がよく通る場所や、建物や庭木の影になる時間が長い場所では、芝が薄くなりやすいとされます。こうした場所では、踏まれても育つ雑草や、日陰でも育つ雑草が先に広がることがあります。雑草を取っても同じ場所に繰り返し生える場合は、その場所の条件が芝に合っていない可能性があります。
基本5雑草の種類によって、適した取り除き方が異なります
芝生に生える雑草には、葉の幅が広いもの、芝と同じように細い葉を持つもの、地下茎で横に広がるものなどがあります。種から増える一年生の雑草は、種を付ける前に取ることで次の年の発生を減らせるとされます。地下茎や根が残ると再び生える雑草は、根まで取り除く必要があります。除草剤を使う場合も、雑草の種類によって効く製品が異なるため、製品ラベルの適用を確認してください。
芝生の雑草に対処するときの手順(4つの手順)
雑草の量と種類、芝の状態を確認してから、取り除き方を選びます。
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雑草の量・種類・生えている場所を確認します
庭全体を見て、雑草が芝生のどのくらいの範囲に生えているか、特定の場所に集まっているか、どのような種類の雑草かを確認します。雑草の写真を撮っておくと、種類を調べるときや、業者に相談するときに役立ちます。雑草が集まっている場所が、通り道や日陰、水がたまりやすい場所と重なっていないかもあわせて見てください。
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量が少ない場合は、根から手で取り除きます
雑草が点々と生えている程度であれば、手取りが基本とされます。土が湿っているときのほうが根まで抜きやすく、草取り用の道具を使うと、芝を傷めずに根を取り除きやすくなります。種を付ける前に取ることで、次の発生を減らせるとされます。作業のときは手袋を着け、とげのある草や虫に注意してください。取った草は、自治体の分別ルールに従って処分してください。
- 3
量が多い場合は、芝生用の除草剤を製品ラベルで確認して使います
手取りが難しいほど雑草が多い場合は、芝生に使える除草剤を使う方法があります。除草剤には、芝の種類や雑草の種類によって使えるもの・使えないものがあるため、製品ラベルに記載された適用・用法・使用時期を必ず確認してください。芝生以外の植物の近くでは、飛散に注意が必要です。子どもやペットが芝生で過ごす家庭では、使用後の立ち入りについてもラベルを確認してください。
- 4
雑草を取った後は、芝が薄くなった理由を見直します
雑草を取り除いたら、刈り高、肥料の与え方、水はけ、踏みつけ、日陰など、芝が薄くなった理由を見直します。芝の生育期に適した手入れを続けることで、芝が再び地面を覆い、雑草が入りにくくなるとされます。芝より雑草のほうが多い状態が続く場合は、生育期に部分的な張り替えや、全面の張り替えも検討してください。
芝生の雑草対策で避けるべき行動
芝生に使えるか確認せずに除草剤をまくことは避けます
除草剤の中には、芝も含めて植物全体を枯らす種類のものがあります。芝生に使えない製品をまくと、雑草と一緒に芝も枯れてしまうおそれがあります。使う前に、製品ラベルに芝生への適用と、自宅の芝の種類が対象に含まれているかを確認してください。判断に迷う場合は、購入先や業者に相談してから使ってください。
決められた量より濃く、多くまくことは避けます
早く効かせたいと思って、製品ラベルの用量より濃くしたり多くまいたりすると、芝を傷めたり、周囲の植物や土に影響が出たりするおそれがあります。用法・用量はラベルに従ってください。万一、薬剤が皮膚や目に付いたり口に入ったりした場合は、製品ラベルの指示に従い、医療機関に相談してください。
雑草を減らそうと、芝を極端に短く刈ることは避けます
雑草を目立たなくしようと芝を短く刈り込むと、芝の勢いが落ちて、かえって雑草が増えやすくなることがあるとされます。芝刈りは芝の種類に合った刈り高を保ち、一度に多くの葉を刈り取らないことが基本です。刈り高の考え方は芝生の手入れの基本の記事をご覧ください。
雑草が種を付けるまで放置することは避けます
雑草が花を咲かせて種を付けると、種が芝生全体に落ち、次の季節に雑草が増える原因になるとされます。すべてを一度に取りきれない場合も、種を付けそうな雑草から優先して取り除いてください。芝生の外の花壇や通路の雑草が種を飛ばしている場合もあるため、庭全体の雑草もあわせて見直すと効果的です。
業者に相談したほうがよいケースと依頼の考え方
芝より雑草のほうが多くなっている、手取りでは追いつかない、地下茎で広がる雑草が芝の中に入り込んでいる、除草剤を使っても改善しない、芝自体が広い範囲で弱っている。このような場合は、雑草を取るだけでは解決しにくいため、芝生の手入れを扱う業者に相談してください。判断の結果、除草剤の散布、土の改良、部分的な張り替え、全面の張り替えといった方向性が示されます。雑草が点々と生えている程度であれば、手取りと日ごろの手入れの見直しで対応できることが多いとされます。
相談するときは、芝の種類、芝生の広さ、雑草の写真、雑草が多い場所、これまでの芝刈り・肥料・除草剤の使用状況を伝えると、方向性の見当が付きやすくなります。費用は、芝生の広さや作業の内容、張り替えを含むかどうかで大きく変わるため、現地を確認してもらったうえで、作業ごとの費用を見積もりで確認してください。除草剤の散布を依頼する場合は、使う薬剤の種類と、散布後に子どもやペットが芝生に入れるようになるまでの扱いについても説明を受けておくと安心です。
芝の一部が枯れている場合は芝生が部分的に枯れる・はげる、日ごろの芝刈りや肥料は芝生の手入れの基本、張り替えを検討する場合は芝生の張り替えの基礎知識、地下茎で広がる雑草はドクダミ・スギナなどしつこい雑草の対策、庭全体の雑草対策は雑草対策の方法比較をご覧ください。
雑草が芝より多くなっている場合は、張り替えも含めた相談をおすすめします
芝生の雑草は、取り除くだけでなく、芝が薄くなった理由に対処することが大切です。雑草が多い場合は、除草と張り替えの両方を含めて相談すると判断しやすくなります。現地調査・見積もり無料のサービスを利用すると、金額を確認してから判断できます。
芝生の雑草のよくある質問
Q.芝生の雑草を抜いても、すぐにまた生えてきます。なぜですか?
A.根が土の中に残っている、周囲から種が飛んでくる、芝が薄くて地面に光が当たっているといった理由が考えられます。地下茎で広がる雑草は、根が少しでも残ると再び生えるとされます。根まで取り除くとともに、刈り高や肥料、日当たりなどを見直して、芝が地面を覆う状態に戻すことが、雑草を増やさないための基本と一般に説明されます。
Q.芝生用の除草剤なら、どの芝にも使えますか?
A.芝生用とされる除草剤でも、芝の種類によって使えるものと使えないものがあるとされます。また、効く雑草の種類や、使える時期も製品によって異なります。使う前に、製品ラベルの適用・用法を確認し、自宅の芝の種類が対象に含まれているかを確かめてください。芝の種類が分からない場合は、購入先や業者に確認してから使うと安心です。
Q.子どもやペットがいる家庭でも除草剤を使えますか?
A.使用後の扱いについては、製品ラベルに記載された注意事項を確認してください。ラベルの内容によっては、乾くまで立ち入らないといった扱いが必要になることがあります。不安がある場合は、手取りを中心にする、業者に相談して使う薬剤や散布後の扱いの説明を受けるといった方法もあります。万一、触れたり口に入ったりした場合は、医療機関に相談してください。
Q.雑草が多すぎる場合は、張り替えたほうがよいですか?
A.芝より雑草のほうが多い状態や、地下茎で広がる雑草が芝の中に入り込んでいる状態では、雑草を取りきるより張り替えたほうが手間が少ない場合もあるとされます。ただし、芝が薄くなった原因である日陰や踏みつけ、水はけなどを改善しないと、張り替えた後も同じことが起こりやすくなります。張り替えの時期や下地作りも含めて、業者に相談すると判断しやすくなります。